日本語って難しい
2020年07月29日

人に何かを伝えるのってとても難しいよねという話を生徒としました。
大学入試の改革の一つとして、記述が増えるよという話の延長線上でした。
ラシク貝塚校は、貝塚駅からすぐ(信号1つ、曲がる回数も1回)にあるのですが、校舎の真下で「駅はどこですか?」と聞かれたら、どう答えるか? と聞いてみたところ、
①「まっすぐ行って、横断歩道を渡って、またまっすぐ行く」
②「一つ目の信号を渡って、セブンイレブンを超えて、まっすぐいく」
③「一つ目の信号を左にわたって、そのまままっすぐいくと、自転車停めるところかなんかがあって、それもこえて、地下通路? みたいなのをこえて、バスのロータリーみたいなんもあって、それもこえたら駅に入れるなんかがある」
と多種多様な返事がありました。
中には、「とりあえず、右に行ってー」と言いながらジェスチャーが左に行っている子も(笑)
あえて、それぞれに厳しめにツッコミを入れました。
①「横断歩道を渡ってって言うけど、まっすぐでも横断歩道渡ることになるんちゃん?」
②「信号を渡るも横断歩道と一緒で、まっすぐでもわたるになるよな。
ついでに言っておくと、曲がり角にあるのはセブンイレブンじゃなくてローソンな(笑)」
③「一番いい答えやと思うけど、情報量が多すぎるから、何があるんやったっけ? って迷わん?」
その他にも、
「仮に知らない土地に来ているとしたら、所要時間伝えてもらえると、どれぐらいの距離なのかもわかるよね?」
「〇〇みたいなんっていう曖昧な表現は、人に何かを伝える時に本当に必要かな?」
などなど話をしました。
すると、生徒から
「塾の帰りやったら、筆記用具もノートもあるから、地図書きながら説明したらいいんや!」
という言葉がでたので、じゃあそれも踏まえてやってみてよ!と言うと、まさかの、地図が書けない事態に(笑)
「あれ? ここって信号あったっけ? 横断歩道って何か所あるっけ? ここなんかあったよな、なんやっけ?」
道路の上に塾が刺さっている強者も(笑)
結果として、「そんな遠くないし、駅まで一緒についていってあげる」という結論に至りました(笑)
わかりきっていることでも、頭の中で整理するのは意外と難しいですよね。
それを、知らない人に伝えるために言葉にすることも難しい。
言葉が難しければ図示してみようと思ったけれどこれもまた難しい。
これぐらいできるだろうと思い込んでいることでも、意外と難しいんだなと感じてもらえてよかったと思っています。
まずはそんな小さなことからでいいので、人に物事を伝える練習をたくさんしてほしいですね^^
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